フォルクルのテニスラケットの特徴と評判

フォルクルのテニスラケットの特徴と評判

スポーツ用品を選ぶときに国内のメーカーか海外のメーカーかで悩むことがあるかもしれません。国内の製品に絶大な信頼を置く人もいると思いますが、当然海外のメーカーにも多くのメリットが存在します。本当に自分に合ったアイテムを見つけるために国内海外の差別なく様々な商品を試してみることが大切です。今回は硬式テニスのラケットを製造しているドイツの老舗メーカー、フォルクルについて調べてみたいと思います。

ドイツの有名メーカー

フォルクルはもともとスキー板の製造を手がけていたドイツのメーカーでその技術力を生かして1972年からテニスラケットを開発してきました。当時テニスの世界では木製のラケットが当たり前でしたがこのブランドではフルコンポジット製の商品を世に送り出し、テニス界に革命をもたらしました。そのようなわけで硬式テニスの世界において歴史的な変化をもたらしたメーカーとして昔からたくさんのファンを獲得してきました。現在でもヨーロッパを代表するメーカーの1つとして活躍しています。

その後もフォルクルは様々な技術を用いて優秀な硬式テニス用の製品を世に送り出してきました。1980年代にはグラスファイバーとエポキシ樹脂を用いたモデルを発表しましたし、振動吸収性と快適性を併せ持ったワールドカップシリーズも大ヒットとなりました。多くのスター選手がこのメーカーのラケットを持ち、すばらしいプレーを繰り広げてきたのです。2000年以降も打球時のパワーとホールド性に良い効果をもたらすカタパルトシステムなどを確立しています。

玄人向けのメーカー

フォルクルの硬式テニス用ラケットでは各シリーズの名前の後に数字が付されています。この数字が大きいほどハードスペックな仕様となっているようです。このブランドの特徴の1つとしては歯切れの良い軽快な打感であり、スピーディーなストロークをしたいと言われるプレーヤに合っているかもしれません。購入する際はシリーズ名の後の数字もしっかりチェックしてみてください。

日本のテニスファンからすると若干玄人向けのメーカーというイメージが強いかもしれません。確かに初心者が最初に購入するメーカーというよりも、こだわりのある道具マニアが使っているというイメージがあるかもしれません。お店によってはフォルクルの製品を試し打ちできるところもあるようなので、どうしてもいちど実際にフォルクルのラケットを使ってみたいと言う方はそうしたショップに出かけてみてください。

ユーザーレビューの評価

このブランドのユーザーによるレビューを見てみると、やはりホールド感がしっかりとしている部分が高く評価されているようです。ボレーショットのコントロールがしやすいところや、スライス系のショットが伸びる部分などが特徴的という意見が多いようです。振り抜きの良さや打球感は多くの人から高い評価を得ています。中にはすでに生産が終了となっているシリーズもありますので、他の人から譲ってもらうか中古でゲットするしか手に入れる方法がないシリーズもあります。

硬式テニスラケットにかなりのこだわりを持っているマニアの間ではフォルクルのマニアも存在しており、ネット上でもフォルクルの硬式テニスラケットだけに焦点を当ててサイトが作られているところも見受けられます。既にある程度テニスを続けているプレーヤーで、今までとは違う面白いラケットを手に入れたいと考えているのであればフォルクルのものを探してみるのも良いかもしれません。

黄金スペックって何?

いろいろな分野で黄金比や黄金スペックと言う言葉が使われていますが、硬式テニスのラケットでも黄金スペックと言われるものがあります。重量が300グラム、フェイス面の広さが100平方インチ、フレームの厚みは中位の暑さ、そしてバランスは320ミリ前後のものが黄金スペックと呼ばれているようです。簡単に言うとこの黄金スペックのものが一般的に最も扱いやすいとされるもので、初心者はもちろんプロの選手の間でも広く使われているものだということです。

初心者の方や、中級者で2本目のラケットを手に入れたいと考えている方はこの黄金スペックのものを探してみてはいかがでしょうか。そして今まで自分が使っていたものとの使いやすさの差を感じてみると良いかもしれません。黄金スペックの重量300グラムというのはまだテニス初心者の女性にとっては若干重いものとなっていますので注意が必要かもしれません。もちろん重量がある分遠心力が大きくなるのでスピードが欲しいと考えている中級者には合っているかもしれません。

一本持っておいて損はありません

フォルクルは現在日本でテニスを楽しんでいる人の中で、広く使用されているメーカーではないかもしれません。しかし知る人ぞ知るヨーロッパの名門メーカーであることは間違いありません。またフォルクルマニアも多数存在していますので、1本持っておいて損はないブランドと言えるでしょう。まずは試し打ちができるショップへ出かけてみてはいかがでしょうか。

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