スノワートのテニスラケットの特徴と評判

スノワートのテニスラケットの特徴と評判

スポーツ界での人気ブランドの移り変わりというのも波があるものですが、過去に一世を風靡したブランドが再び活性化するというケースもあります。硬式テニスの世界でも70~80年代に人気だったブランドが再び話題になっているという現象があるようです。それはスノワートというブランドです。今回はこのブランドに焦点を当てて硬式テニス用ラケットの特徴やユーザーからの評判などについて調べていきたいと思います。

伝統ある硬式テニスメーカー

スノワートは1928年にその歩みをスタートさせたメーカーなのでかなり伝統と歴史があることがわかります。やはり日本の国内メーカーと比べると海外のメーカーは本当に老舗的なポジションのメーカーが多いような気がします。そして80年代などは多くのトッププロに好まれ使用されていました。硬式テニスの歴史を振り返ってみても非常にリスペクトされてきたメーカーだということがわかります。

ちなみにこのスノワートですが、テニスのグランドスラムで66回の優勝を誇っているのです。優勝者が使用しているモデルやメーカーの道具が人気になるのはどのスポーツの世界でも一緒ですが、やはりこうしたトッププロの優勝回数を見てみてもいかにこのブランドが彼らのプレーを支えてきたかということがよくわかります。近年の若いテニスファンからするとラケットのブランドとしてそこまで名前が知られていないかもしれませんが、往年のテニスファンの間では有名な名前だということがわかります。

こだわりの商品たち

スノワートの商品は昔から強いこだわりをもって作られており、一本のラケットを作るのに130工程とも言われていました。経営者や開発チームは当然変わりましたが、そうした強い理念は現代でも受け継がれていて、このブランドは2016年に完全復活を果たしたということのようです。91年には一旦なくなってしまった会社がこのように20年近い時を経て復活するというのはテニス業界にとってもテニスファンにとっても喜ばしい出来事ではないでしょうか。

ところでこのスノワートの硬式テニス用ラケットですが、基本的に量販店では見かけることはないようです。専門店にのみ卸すラケットということですから、非常に玄人のにおいがする貴重なアイテムとなりそうです。初心者の方たちが手を出すような商品ではないかもしれませんが、かなりテニスをやっている人であれば持っているだけで周りのテニス仲間から注目される一本になりそうです。

周囲の評判や評価

量販店には卸さず専門店でしか購入できないスノワートのラケットは、他のメジャーブランドのようにたくさんの人が手にしたり試打したりすることはできないと思います。実際に手にした人の感想を見てみると、やはり高級感が見て取れて、デザインもシックでカッコいい仕上がりとなっているようです。この時点で他のブランドの商品とは一線を画している感じがします。

いわゆる黄金スペックのラケットは色々なメーカーで数多く生産されていますが、このスノワートのラケットは最も完成度が高いのではと感じるほどの出来のようです。かなり力強くボールをヒットできて、強いホールド感を得られるようです。さらにスイートエリアも広く、ミスの少ないプレーが展開できそうです。復活した伝説のブランドの新製品はテニス関連のスタッフの間でも評判上々のようです。

憧れの選手と同じアイテム

硬式テニスのラケット選びをする場合、やはりグランドスラムで優勝するようなトッププレーヤーと同じメーカーのもの、できれば同じモデルの物を使いたいというのはスポーツファンの当然の気持ちだと思います。スノワートは前述したようにかつてグランドすらむ66勝の実績があります。今回復活したこのブランドのラケットが再び様々な選手によって使われるのを楽しみにしたいと思います。

プロの選手が使っている実際のラケットは市販されているものと全く同じというわけではありません。グリップの太さは1ミリ単位で調整されていますし、重さも1グラム単位で指定された通りに作られています。しかしデザインや素材は同じものなので、自分のテニスへのテンションを上げるためにも自分の好きなスタープレーヤーと同じモデルを購入してみるというのは興奮を誘うものとなるのではないでしょうか。ちなみに最近では市販の物と同じラケットを細かな調整をしながら使用するプロの選手も出てきているようです。

ブランド選びを楽しみましょう

初心者が多く使用するようなメーカーのものからスノワートのような玄人ウケしそうなブランドまで硬式テニスのブランドも幅があります。カタログや動画のレビューなどを見るのもおもしろいですし、テニスマニアの方であればこうした道具についての調査をしているだけであっという間に時間が過ぎていくのではないでしょうか。是非とも適当に選んでしまわず、よく調べてブランド選びも楽しんでみてください。

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