ウィルソンのテニスラケットの特徴と評判

日本人プレイヤーの活躍もあって老若男女問わず人気の高い硬式テニスですが、初心者の方から上級者の方まで皆さんどのようにラケットを選んでいるでしょうか。中学校などでは軟式テニスの部活動も流行っていますが、硬式テニスをやる場合にどんなブランドの製品を購入するかがテニス好きの人の楽しみの1つともなっているはずです。今回はそんな硬式テニスの用具のブランドとして有名なウィルソンについて調べてみましょう。

安心の老舗ブランド

ウィルソンという名前は多くの人が一度は聞いたことがあるスポーツブランドの名前ではないでしょうか。同社は確かに硬式テニスだけでなく様々なスポーツにおいても一流のスポーツ用具メーカーとして名を馳ています。そんな様々なスポーツ用具を販売しているウィルソンですが、硬式テニスのラケットのメーカーとしても非常に古い歴史を持っています。同メーカーの硬式テニスのラケット作りに関しては1914年まで遡ります。その年に設立されたウィルソンは比較的低価格のテニス用品と硬式テニス用ストリングの販売をしていました。

1949年にはジャッククレーマーラケットが販売され世界中で大ヒットとなります。その後プロスタッフなども発売されジャッククレーマーモデルに次ぐ人気の商品となりました。テニスの4大大会でも何度もウィルソンの製品を使用している選手が優勝しているのです。日本でも当然非常に人気の高いブランドとなっています。

製品の特徴

全体的にウィルソンの硬式テニスラケットは基本に忠実な作りとなっており、体と一体となって扱えて、シンプルにボール操作ができるのが魅力となっています。ボールを打った感覚としては柔らかい感触のものが多いようです。有名なプロテニスプレーヤーが使っているモデルも多いので、そうしたプレーヤーのファンが同じモデルの物を使うというケースも多いと思います。

基本に忠実な同メーカーの製品の場合、「ものすごいショットが飛び出る」ことを期待するというよりも、安定して自分のイメージ通りのボールを打つという面で高い評価を得ていると言えるでしょう。特定のスター選手のためだけに作られたモデルというものも存在しています。男性にとっても女性にとっても扱いやすく、初心者向けから上級者向けまで揃っている安心感のあるブランドだと言えるでしょう。

評判の高いラインナップ

スポーツの道具は当然各自の体格やプレースタイルに合ったものを選ばなければいけませんが、ウィルソンの製品はその扱いやすさから様々な人に愛をされています。操作のしやすい重量の軽いアイテムでありながら打ち負けない強さがあったり、打感が素晴らしい商品など、使い手の満足度が高い製品が多いようです。もちろんアイテムによっては中級者以上が対象のものもあるようなので、各製品のスペックというものをよく考えて購入する必要があります。

特定のモデルにおいては若干フェース面が小さく設計されているものもあり、スイートスポットにしっかりと当てられるような上級者向きのものもあるようです。そういったラケットはしっかりと真ん中でボールを捕らえられた場合は気持ちの良い打感を味わえます。こうした少し難しいモデルをあえて選んで自分のレベルをよりアップさせるためのモチベーションとするのも良いかもしれません。

どうやって選べばよいか

初めて硬式テニスをやる人にとって、ラケット選びはドキドキする瞬間かもしれません。とりあえずは初心者モデルと呼ばれるものでスタートするのも1つの方法です。初心者に適した硬式テニスのラケットの特徴としては、フェイス面の大きさが105平方インチ以上の製品がオススメと言われています。その方が比較的少ない力でボールをしっかり飛ばすことができるようです。それほど体格が大きいわけではない人や女性のプレイヤーが初めてのラケットを選ぶ場合はこのフェース面の大きさを十分意識しましょう。

そして初心者向けの製品の重さについては、男性であれば270グラム未満、女性であれば260グラム未満がお勧めの重量となっております。まだしっかりとラケットを振るだけの力がついていない場合はこうした軽めの製品を選ぶ方が良いようです。さらに実際に握る部分をグリップと呼びますが、このグリップにもサイズがあり、女性であればサイズ2、男性であればサイズ3くらいが一般的なサイズのようです。

大手メーカーで始めてみる

最初にラケットを選ぶ場合メーカー名も自分に合った製品の選び方もほとんどわからないという方も多いかもしれません。店員さんなどに色々と説明を求めることもできますが、最終的に決めるのは自分なので、ウィルソンのような大手のメーカーを選ぶと言うのも1つの方法かもしれません。インターネット上で様々な製品の試し打ちのレポートが載せられていますのでそうしたものを参考にしてラケット選びをするのも1つの良いアイデアかもしれません。