テクニファイバーのテニスラケットの特徴と評判

硬式テニスは世界的に人気のあるスポーツで日本でも多くの人がプレーしていますが、近年日本人トッププロの活躍によってさらに人気が加速している印象が強いです。特定のスポーツでスーパースターが誕生するとそのジャンルの用具の売り上げがめざましく伸びると言われていますが、テニスも例外ではありません。硬式テニスのラケットはテニスプレーヤーであれば1本と言わず何本も持っている人が多いので、様々なメーカーのアイテムをチェックしている人が少なくないと思います。今回は、テクニファイバーというブランドについて調べてみたいと思います。

フランスの注目メーカー

テクニファイバーはフランスのメーカーですが、日本ではそれほど商品を見かけないなと感じている人も多いと思います。実際のところ日本のスポーツショップを見て回ってもそう簡単に見つけられないメーカーかもしれません。老舗のブランドと言うよりも近年どんどんと評価を上げてきているブランドの1つということのようです。

非常に高いデザイン性が人気のテクニファイバーですので、少し派手な色使いのものが好みの人は挑戦してみても面白いかもしれません。硬式テニスのラケットメーカーもどんどんと多様化してきていて、選べる幅が広がってきているような気がします。本格的にテニスをやっている人であれば複数本のラケットを所持している人が多いと思いますので、スタンダードなブランドのものから少しマニアックなブランドのものまで揃えてみてはいかがでしょうか。

なかなかお目にかかれない製品

現在店頭を見て回ってもなかなか見つけることができないテクニファイバーの商品ですが、ブリヂストンスポーツ株式会社が日本国内でのテクニファイバーの販売代理店契約を結んでいるようです。熱心なファンは商品のお披露目会にも出かけていっているようです。もしかするとこれから日本国内でもこのブランドの商品を直に目にする機会が増えてくるかもしれません。またネット上でもフレームだけでなくストリングの特徴やレビューなども見受けられます。

実際にフランスに行ったことのあるテニス好きの方の意見などを参考にすると、フランス本国では日本よりも見る機会があるようですし、渋いチョイスを好むプレイヤーにとっては人気のあるブランドのようです。周りがあまり持っていない硬式テニス用のラケットかもしれませんが、トータル的なバランスも良くオールラウンドに扱いやすいという意見もあります。なかなか実際に試し打ちする機会がないのが難しいところです。

ストリングも優秀

ラケット本体だけでなくストリングも高い評価を得ているテクニファイバーですが、そのストリングの特徴としては全体的に柔らかい感触が多いようです。マルチフィラメントと言う技術を駆使してこの柔らかい感触を実現しているようです。柔らかい打感が好きと言う方には比較的合っているブランドかもしれません。ボレーショットがコントロールしやすいという意見も見受けられます。

このブランドの硬式テニス用ラケット実際に使用した人のレベルというものは他のメーカーのものに比べると多くはありません。ただしインターネット上では一生懸命このブランドの商品の情報を探している人も多いようです。やはりストリングの質の高さからラケット本体にも興味を持っている人が多いような気がします。これからどんどんと試し打ちのレビューなども出てくればさらに興味を持つ人が増えてくるかもしれません。

フェイス面はどれくらいが良い？

テニスを始めてある程度年月が経ち実力もついてきた中級者以上の方の場合、ラケット選びもさらに楽しくなってきます。中級者以上の方はどんなポイントに注意してアイテムを選ぶことができるでしょうか。まずはフェイス面の大きさと言うものがポイントになってきます。初心者の方は105平方インチ前後のフェイス面がオススメと言われています。ある程度フェイス面が大きいことによってボールをとらえやすいからです。しかし逆に中級者以上の方の場合しっかりと自分でコントロールをするためにはあまり大きいフェイス面よりも100平方インチ前後の大きさのものが好ましいと言われています。

さらにフレームの厚みも重要なポイントです。フレームの厚みがあるとボールが飛びやすくなりますが、ある程度しっかりと振れるようになってきた中級者以上の場合、軽く降っただけでボールが飛び過ぎてしまう可能性もあるので、自分の力をちょうどよく発揮できてコントロールできるフレームの厚みを選ぶ必要があります。ちょうど中間的なフレームの厚みとしては25ミリ前後のものが一般的なようです。

渋いアイテムチョイスで注目を

初心者のうちは一般的にシェアが大きい国内でも有名なブランドのアイテムを選ぶのが普通だと思いますが、中級者以上で複数本ラケットを所持している場合は、テクニファイバーのような少し渋めのチョイスも面白いのではないでしょうか。あまり友人が持っていないメーカーのもので上手にプレイできるとかっこいいと思います。